膝痛の痛みを招く原因は、様々な要因があります。私たちは日常生活において立つ、歩く、イスに座る、正座するやしゃがんだり、時には過度の運動、中腰になったり、体のバランスをとるために膝は伸ばしたり曲げたり、常に関節や筋肉や骨、靭帯などを何気なく使っています。
ですから例えば、膝の間違った動作を日々していたら、膝に負担がかかり、やがて痛みとして現れてくるようになります。
特に年を重ね高齢になれば、長年の間に作られた体の歪みから、筋肉や骨量も共に減少し衰えていきます。
よく整形外科に行くとレントゲンを見せられて軟骨がすり減ってきているから痛むのですと言われることもあると思います。それも1つの理由と思います。
しかし、膝痛の原因は、骨や軟骨がすり減って痛むだけではありません。ですから痛みは高齢の方に限らず現れます。
膝は股関節と足関節の間にある中間関節であり、股関節や足関節に問題があったり、その脚のバランスが崩れることによっても膝痛として現れることもあります。
例えば、膝の内側がよく痛みが出る方と言うと、軟骨が減ったからというだけではありません。
膝の内側に痛みがある方には、他に鵞足炎などがあります。
これは骨盤にある(上前腸骨棘から)縫工筋、(恥骨から)薄筋、(座骨結節から)半腱様筋が起始部となり、脛骨粗面の内側部に停止するものですが、そこに炎症が起き膝の痛みとして現れることもあります。
また、土台となる足にはたくさんの小さな骨が集まっていますが、日頃の歩いたり走ったり、立ったり座ったりして、それらの動作が正しく行われず、骨や関節・筋肉・靭帯などに負担がかかり、脚のバランスが崩れる事でも、膝痛を引き起こすこともあります。
膝痛に関して、お話しをすると切りがないくらいありますが、大事なことは膝痛になってしまった時、
またならないようにするための方法が大切です。
膝痛でお悩みの方はたいてい脚(股関節からの大腿骨、大腿骨と脛骨・腓骨、そして脛骨・腓骨と足根骨などのアライメント(骨の配列)が崩れています。
これは日常生活での動作で行われるものですが、今回まず気を付けていただきたい点は2つです。
1つは、立った状態から膝を曲げる時は膝がつま先より前に出なことです。これは、運動指導でも
何処でも言われていることかも知れませんがたいてい出来ていません。
例えばスクワットをした時など、股関節を緩められずに膝がつま先より前に出てしまいます。
2つ目は、膝はつま先と同じ方向に向けることです。
これも膝を曲げた時に、膝がつま先の真上に行かず、膝がつま先より内側に入ってしまう(ニーイン)
または反対に外側に向いてしまう(ニーアウト)を繰り返し動作をしていれば、脚の捻じれが生じます。
(上の4枚の写真をご参考ください。)
正しい脚の使い方をして生活を試みれば、脚周りの筋肉も正しく使われるようになります。
そして、硬くなってしまった筋肉は無理にほぐそうとはせずに、関節を緩めたり、揺らしたりして関節周りの筋肉・筋膜を柔らかくすことをお薦めします。
当院(亀有メディケア整体院)では、症状により施術する方法は違ってきますが、基本的には、脚の歪みを整える所から始めます。
足の細かな骨のバランスを整えて、次に股関節の調整そして膝周りの筋・筋膜のリリースをすることで、動きが良くなり、膝の負担が減り膝痛の改善へと努めてまいります。
膝痛でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
※当院では初診時に、痛みや凝り・お悩みの症状の原因は何なのか?今までの既往歴なども伺いながらカウンセリングをするようにしています。
そのような順序を踏まえながら、原因が生活習慣からくる姿勢の歪みなのか?運動不足やストレスからくる神経系のものなのか?昔の古傷・ケガをした後遺症からなのか?
突き詰めていく事も大切な事の1つと思っています。それが分かってくると体の原因が、例えば骨の捻じれからのものか、それによって周りの筋肉が硬くなって、神経が圧迫されて痛みや凝り不快な症状として現れているのではないか?
その原因が見えてくれば、1歩1歩解決策もわかってきます。
お悩みが深ければ深いほど、お時間もかかるケースもありますが、ぜひ一緒に解決出来るようにお手伝いさせていただきたいと存じますので、諦めていらっしゃる方は一度当院にご相談ください。
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